こんばんわ。みあ姉です。
苦すぎるきゅうりを食べた
つい先日、スーパーで買ってきたきゅうり。関東の北の方の県産のきゅうりだったのですが、夕飯の時に、ちくわにきゅうりをつめておつまみを作りました。そして余ったきゅうりは、スティックにして、食べたのですが・・・
その時、食べた瞬間に「苦い!」って思いました。
苦いきゅうりで、正直不味かったのですが、捨てるのももったいないと思い、食べきりました。その日の夕飯はおでんでした。
食後2時間後くらいに、強烈な腹痛とともに、私のお腹は壊れました。完全に下痢をしている状態です。お腹がゴロゴロ音がなり続き、5分に一度なんてものじゃないくらいにトイレとの往復・・・
何かあたってしまったのか、それとも疲れていて、風邪でも引いたのか、それともお腹を冷やしたのか、結局原因は不明でしたが、その日はこの急激な下痢のせいでバタンキューです。お腹の調子は次の日の朝までゴロゴロしていて気分が悪かったです。
そして、今日、残りのきゅうりを食べるために、塩もみにして食べようと作って、1つを口に入れましたが、やはり苦すぎて不味すぎる・・・と思って結局すべて捨ててしまいました。きゅうりさんごめんなさい(><)
どうしてもこの苦いきゅうりと下痢の関係が気になったので、ググってみると・・・
きゅうりが苦いのは腐っているからなのか?
苦いきゅうりの原因は、きゅうりの中に含まれる「ククルビタシン」という成分が原因だという事がわかりました。
この「ククルビタシン」は、ウリ科に含まれる成分なのですが、微量であるとほとんど苦味を感じないのです。しかし、「ククルビタシン」が多く含まれていると、苦味を感じるそうです。
決して、きゅうりが腐っているわけではなかったのです。
ククルビタシンを多く含むきゅうりをたべると、起こる症状
そして、この「ククルビタシン」を多く含むきゅうりを我慢して食べると・・・なんと!食中毒のような症状が出る事があるそうなのです。
つまり、私の下痢の原因は、このきゅうりに含まれる「ククルビタシン」が原因だという事がわかりました。
苦いきゅうり!恐るべし!(><)
かといって、必ずしもすべての人が食中毒のような症状が出るわけではありません。例えば身体が疲れていたり、腸が弱っているときなどは要注意です!私の場合はどちらでも無い気がしますが、とにかく苦味を我慢して食べ続けてしまった事が原因で、お腹を壊してしまいました。
みなさんも買ってきたきゅうりやズッキーニに苦味を感じたら、なるべく食べない方が良いかもしれません。一晩中、お腹が痛く、下痢をしてしまい、とてもつらいです(^-^;
ククルビタシンは加熱処理をしても有毒性は変わらない
苦味をごまかす事や取り除くことはネットに色々と紹介されていますが、この「ククルビタシン」は、加熱処理をしても、有毒性がなくなりません。ですから、調理をする前に、少しだけ口に入れてみて、苦味を感じたらなるべく食べないようにすることが良いと思います。
ちなみに、同じウリ科の食物で、苦みのあるゴーヤは、このククルビタシンが原因の苦味ではありません。ゴーヤは、「モモルデシン」という成分が苦味の元です。この成分は食中毒症状を引き起こすものではありません。同じウリ科で同じ苦味にも成分は別なのですね。
これからは、きゅうりは一口食べてみて苦味が無いものだけを調理することにします。みなさんも気を付けてくださいね!