その昔、世の中に画期的なOSである「Windows95」が出た時に私はパソコンを始めた。ちょうど大学生で、レポートの提出はワープロ(懐かしすぎる)などで作成の上提出の事と決まっていた。ワープロは持っていたものの、パソコンは流石に学生の私には高価すぎて手の出ない代物だったけど、その頃インターネットというものが流行初めていてどうしてもパソコンが欲しかった。
アルバイトのお金を元手に、学生ローンのようなものを組み、初めて買ったパソコンが、忘れもしない富士通のデスクトップだったのです。
パソコンが届いた日、既にパソコンを使っていた高校時代の友人に教えてもらおうと、家に呼んで、パソコンを組み立てスイッチオン!
立ち上がったパソコンを、どうやって触ってどうやって使っていいのかすら解らずに友人に助言を求めると、
「とりあえずさ~、なんかやってみ?」
と。いやいやいや、なんかって何を?え?どうやるの?マウス?この丸っこいボタン2個しかないけど・・・(笑) なんかって、何が出来るの?この画面のマーク何?
みたいな、パニックである(笑)
それからほどなくして、インターネットを開通させ、当時は固定電話が無いとインターネットがつなげないという事で、自室に電話線を1回線新しく契約して、アナログ回線のインターネット(古!) 電話をかけると、
「ピィ~ヒョロロ~・・・ガァーーーーピーーー」
壊れたテレビ見たいな変な音がしてインターネットに繋がるのでありました(笑)
夜の23時には、当時テレホーダイというシステムがあってね。確か23時~朝8時までは何時間つないでも、固定料金なんです。今で言うカケホーダイみたいな。
大学生の私は、真夜中十インターネットをしておりました。昼夜逆転の生活に突入?(笑)不規則な生活だったけど、とっても楽しかった。
そんな初体験の思い出がある富士通のパソコンですが、買って半年で中身のOSを壊し、再インストールするという事件もあったりして、私のパソコン知識の基礎となるものを作ってくれたのです。
富士通とレノボが事業統合というけれど、実際はレノボが株を半分以上持つという事で、富士通ブランドが消えてしまうのだろうか?どうなんでしょうね。もし無くなってしまうのなら、少し寂しくもありますね~