こんばんわ!みあです♪
きゅうりやズッキーニのようなウリ科の野菜にある「苦み」には、食中毒になる成分があるんです!この夏は要注意ですよ!
以前に、きゅうりを食べて食中毒になったみたい?という記事を書いたのですが・・・
今日、Yahooニュースでも取り上げられていたので、思い出して書いています。
ウリ科の苦みに含まれる成分が食中毒の原因になっていた
食中毒と言えば、よく思いつくのは、ノロウィルス(牡蠣などにある)や、鶏肉の生肉などにあるカンピロバクターなんてものがメジャーで、野菜で食中毒なんてあまり聞いた事が無いから、ノーマークなのは間違い無いよね。
たとえお腹を壊したとしても、疑うものは上にあげたような貝や生魚、生肉などを考えるけれど、実は、きゅうりやウリ、ズッキーニ、ゴーヤなどでも食中毒を引き起こす事があるんだそう。
その食中毒にまんまとかかった私(^-^; お腹が壊れたのがなぜだか不明で、原因を調べて、記事を書いたことを思い出したよ。
このウリ科の苦みに含まれているのは、「ククルビタシン」という成分なのだけど、このククルビタシンが中毒症状を引き起こすと言われています。
現代のキュウリなどは、品種改良をして、ククルビタシンを含まないものになっているはずなのだけれど、育てる過程にて様々な要因によって、ごく稀にククルビタシンを含むものが出来てしまう事があるらしい。通常は安全なものがほとんどだけれど、たまーに苦いキュウリとか食べたことは無いですか?
その苦いキュウリが実はククルビタシンを含んでいると言われています。
食中毒にならない為にスーパーで買ってきたウリ科のお野菜で注意すべき点
※メロンも実はウリ科です
では、食中毒にならない為に、何をすべきなのか・・・
それは、買ってきたウリ科の野菜を少しだけ切って、舐めてみると良いんです。舐めた時に、嫌な苦みがあった場合には、その野菜を使う事は避けましょう。
ククルビタシンを多く含むから苦いのです。
ですから、調理をする前に、まずちょこっとだけ切って、舐めてみるという事が良いと思います。苦すぎたら使うのを諦めましょう。
ただし、誰でもこのククルビタシンで食中毒になるとは限りません。その人の体調などにもよると思いますので、絶対に使ってはいけないというわけではありませんので、自己判断でお願いしますね(^-^)
ククルビタシンは加熱処理をしても、成分は消えない
キュウリは生で食べることが多いと思いますが、ウリ科の野菜は、調理して食べる事もあるでしょう。しかしながら、ククルビタシンという成分は、加熱処理をしても消えないのです。ですから、炒めれば味はごまかせると思いますが、ククルビタシン自体は無くなっていないという事を覚えて起きましょう。
ククルビタシンを避ける為には、「食べない」という選択肢が一番良いと思われます。ま、食中毒になるか、ならないかは、その人次第なのですが。
ゴーヤの苦みはククルビタシンなのか?
それでは、同じウリ科の中でもゴーヤは苦いけど、食中毒なんて起きないのに?って思う人もいると思います。
実は、ゴーヤの苦みは、「ククルビタシン」では無いんです。
ゴーヤの苦みは、「モモルデシン」という成分なので、食中毒は起きません。実にわかりづらいですね(笑)
キュウリは夏に最適!
こんな食中毒になる!なんて聞いたら食べたくなくなってしまうかもしれませんが、実はキュウリは夏に食べると最適なんですよ!
キュウリに含まれるビタミンやミネラルは、代謝を促し、そしてむくみを取ってくれたり、消化吸収を助けたりと、実は夏バテ防止に大活躍なのです。なので、夏はキュウリを使ったお料理を1品おかずとして入れておくと良いと思います。
簡単レシピで美味しかったものを紹介しますね!
まだまだ暑い夏!キュウリを食べて、元気になりましょう!
「キュウリは切って苦みを確認!」
それでは、またね~(^-^)/